賃貸選びは意外と大変。。時間がかかって疲れます。
そこで今回は、これまでの引越し経験から学んだ、効率的(時短)な物件の選び方を共有したいと思います。
引越しに慣れていない方に、読んでいただけると嬉しいです。
効率的な賃貸選びのフローは以下の通り。()は目安の必要時間です。
- 条件決定:賃貸の条件を決定します。(30分)
- ネット検索:決めた条件で検索。物件がヒットするか見ます。(15分)
- 不動産屋へ連絡:不動産屋に連絡し、訪問の日程を決めます。(15分)
- 内見:不動産屋に検索してもらい、物件をいくつか選びます。内見をして、気に入った物件を、その場で仮押さえ。(3-6時間)
- 最終決定:数日間よく考え、最終的に決定します。
0. 前提条件
この話は首都圏等の都市部を想定しています。また、できる限り安く契約しよう、という趣旨はありません。適切な賃貸を、時間をかけずに効率よく探したい人向けのフローです!
1. 条件決定
まず賃貸の条件を決めます。決める条件は、地域、家賃・間取り(1K, 1LDK等)・築年数・居住面積、最寄駅からの徒歩時間、設備等です。
自分にとって、重要度の高い条件から順に決めていきましょう。私は以下の順番で決めました。
地域⇒家賃⇒設備⇒最寄駅からの徒歩時間⇒間取り⇒居住面積⇒築年数
参考として、自分の条件(一人暮らし)を載せときます。
・地域:会社最寄駅から、通勤時間30分以内
・家賃:65,000 ~ 80,000円
・設備:風呂・トイレ別、室内洗濯機置き場、独立洗面台
・最寄駅から:徒歩10分以内
・間取り:1K、1LDK ・面積:25㎡以上
・築年数:15年以内
特にこだわりがなければ、とりあえず上記条件で検索してみても良いかと思います。設備等の条件については、賃貸検索サイトに載っているので、それを見ながら決めるのもアリです。
2. ネット検索
「SUUMO」もしくは「HOME’S」で、条件を入力して検索(どちらのサイトでも掲載されている物件は、ほぼ同じ)。ここでは、決めた条件で物件がヒットするかを確認します。
ヒットしなければ、条件を変えなければいけません。重要度の低い条件を変更して、物件がヒットするように調整します。
また、ヒットしすぎる場合も、条件をより良い方向に変更してください(10件程度がよいかも)。数が多いとチェックするのが大変なので。
効率的な賃貸選びのために重要なのは、この検索段階で物件を決めようと思わないことです! 理由は、上記検索サイトには最新の物件が載っていないから(最新の物件は、不動産屋が利用するサイトに載っています)。ここでは、条件に合致する物件が、いくつか存在することを確認するのみです。
3. 不動産屋へ連絡
ヒットした物件のうち適当に1つを選び、その物件を出している不動産屋へ、内見の問い合わせを出します。大体は一つの物件に対し、複数の不動産屋がありますが、選ぶ方法は正直難しいです。会社というより、担当者による差が激しいので。。。時間に余裕があれば不動産屋を2つ選んで、それぞれで内見の訪問日程を決めます。時間がない場合は、名前を聞いたことのある会社を選んでおきましょう。
4.内見
不動産屋に検索の条件を伝えて、物件をいくつか紹介してもらいます。たいていの不動産屋は、ここで条件に合致する物件資料を次々と渡してくるので、気を引き締めて臨みましょう(笑)。条件には合致しているので、あとはその物件の印象や、初期費用、不動屋さんの意見をもとに、内見する物件を3件程度選びます。
内見後、気に入った物件があれば仮押さえ。重要なのは、ここで物件を決定してしまわないこと。内見後は、疲れや気分の高揚で正常な判断ができない脳になっています(笑)。また、不動産屋からの営業で、不本意な結論をだしてしまうことも。最初から今日は仮押さえだけする意気込みでいましょう。
5. 決定
数日間再考して問題がなければ契約の連絡をします。入居日の調整や、引越しの手配等の準備を進めましょう。