世界はインフレの中、日本だけはデフレで日銀がお金を刷り続けています。そんな中、このままだと日本円の価値は下がり続けるのではと危機感を持ち、外貨を持つことを考えました。
外貨を持つ方法として第一に思い付いたのは外貨預金。しかし調べる中で、FXの方が手数料が安く、外貨預金としても使えるとの情報が。そこで、FXと外貨預金の違いについてまとめることにしました。私と同じように、資産が日本円だけのことに危機感を持ち、外貨も持ちたいと思っている方の参考になれば幸いです(ここでは短く簡潔にまとめましたので是非!)。
FXと外貨預金を比較して、それぞれのメリットをまとめました。
FXのメリット 為替手数料が安い
外貨預金のメリット (極論)特になし
FXのメリットについて、ネットをみると色々書かれていますが、結局は外貨を買うときに支払う手数料が安いというのが、最も重要なメリットかと思います。
いくつかの証券会社・銀行の手数料を見た結果、米ドルで比較すると、FXの場合1ドル当たりの手数料が平均0.3銭程でした。1ドル=100円で100万円分(1万ドル)買ったとすると、手数料で30円支払う計算です。一方外貨預金では手数料最安のネット証券でも1ドル当たり5銭程手数料がかかるので、 1ドル=100円で100万円分(1万ドル)買うと500円かかります。
したがって、100万円分(1万ドル)米ドルを買う場合、FXの方が470円お得です。この差を大きいとみるか小さいとみるかは人それぞれですが、少なくとも外貨預金よりFXの方が良いとはいえるでしょう。また、今回の外貨預金の手数料はネット銀行で最安のものを選びました。メガバンク等で外貨預金をした場合、1ドルで25銭程の手数料となりますので、ご注意ください。
一方、極論を言えば外貨預金を選択するメリットはないと、思いました。強いて挙げれば、預金した外貨を海外でも使えることですが、ほとんどの人は日本で暮らしていているので関係ないかなと。海外旅行に行く人も、その都度空港で両替すればよいでしょう。また、FXはリスクが大きいと書かれていたりしますが、レバレッジをかけずに行えばリスクは外貨預金と同じです。個人的妄想ですが、銀行が外貨預金を勧めるために、やや強引に外貨預金のメリットを主張しているのかなと調べていて感じました。
結論、外貨を持って日本円の価値が下がるリスクを抑えたい方は、FXの口座を開いて取引するのが良いと思います。今回は、読みやすさも考慮して簡潔にまとめましたが、詳しく書いた記事もアップしたいなと思います。そのときは、ぜひ詳細記事もお読みください。最後まで読んでいただきありがとうございました。