怪獣8号の3巻を読んだ感想です。
次に来るマンガ大賞2021 Web漫画部門 1位、マンガ大賞6位と、
その面白さは間違いないはずということで、気になって読みました。ここでは、その概要とヤマサキングの感想を紹介します。(若干ネタバレしますので、ご注意ください。)
(前巻の感想も書いていますので、そちらを先に読んでいただけると嬉しいです。)
話の概要
人型怪獣(怪獣9号)に襲われる市川レオ。このピンチに、主人公の日比野カフカは怪獣8号となって駆け付け、見事に追い払う。その後、変身を解く前に副隊長の保科に見つかり戦闘になるが、何とか逃れ一件落着。しかし、今度は防衛隊の基地に怪獣らが奇襲を仕掛け、新たな戦いが始まるのだった。
感想
3巻のメインは、カフカの怪獣8号と副隊長保科との戦闘でしょうか。これまで結構敵を圧倒していた怪獣8号と、互角に戦う姿を描くことで保科の強さを示していました。個人的に保科は、進撃の巨人のリヴァイ兵長とハンジを足して2で割ったような感じで、身体能力が高く頭が切れ、尚且つカフカをお笑い要因として欲しがる少年みたいな好奇心も持ち合わせています。まあ、話の中盤ぐらいで敵の核心に迫るけど、周りに伝える前にボスキャラに倒されてしまいそうな雰囲気があります。
また、カフカと四ノ宮キコルの関係性もいいですね。この漫画の本ヒロインは、カフカの幼馴染で隊長の亜白ミナかと思うのですが、キコルはそれの対抗ヒロイン的な感じでカワイイです。めちゃくちゃ強くて、カフカに対してツンデレですが、本心では危険を顧みず友のピンチに駆け付けるカフカを尊敬している感じで、年齢差を生かした兄妹みたいな関係性が少年漫画らしく心地よいです(少年漫画だと恋愛を前面に出しては描きにくいので)。
今はまだ、今後の展開が想像できませんが、次巻あたりから示されていくのでしょうか。
気になった方、ぜひ読んで見てください。
価格:528円 |