競馬に若干はまっているヤマサキングです。
ウマ娘→youtubeで過去の名レース視聴→芸人の粗品さんの競馬予想
の順で、実際に馬券を買うところまで来てしまいました。
今は、ネットで家から馬券を買えるので便利ですよね。
競馬を始めると、一度は必勝法があるのではと考えてしまいませんか? ”人気1位の馬券を買い続ければトータルでは勝つのでは”などと。しかし、調べてみると残念なことにそんな方法はないそうです。そりゃそうですよね、あったらみんなやってますよね。
ただ、私はそれでもめげず、中央競馬ではなく注目度の低い地方競馬でなら、まだ知られていない、勝ちやすい馬券の買い方があるのではと希望を見出しました。今回は、地方競馬の中でも特殊な、ばんえい競馬について調べてみたので、皆さんにもご紹介します。
ばんえい競馬の基本情報
ばんえい競馬は、通常の競馬と違って、馬がそりでおもりを引きながらゴールまでの順位を競います(ぜひ一度公式HP等でご覧ください)。北海道の帯広で開催されています。2020年の売り上げは約480億円。(ちなみに、地方競馬で最大の大井競馬場の2020年売り上げは約1700億円です。)競馬場の中では、小さい規模の部類です。
ばんえい競馬の過去レース分析
今回は、ばんえい競馬での人気順位(オッズ)と、実際の1着率、還元率の相関について調べました。なお、生データは、馬券購入に使用している楽天競馬から持ってきました。(私の計算間違い等があるかもしれませんので、競馬に命を懸けている方は是非ご自身で確認してみてください。よろしくお願いいたします。)
上図が2021年のばんえい競馬、人気順ごとの1着率と単勝での還元率になります。例えば、グラフで一番左にある棒グラフは、人気1位(オッズが一番低い)の馬が1着となったのは約31%で、平均還元率は約77%であったことを示しています。つまり、2021年、ばんえい競馬で人気一位の単勝馬券を買い続けた人は、その馬券の31%が当たり、トータルで馬券購入金額の77%が戻ってきた計算になります。
このグラフを見て分かったこと・思うこと2つ。
1つ目は、人気順と一着率がきれいに相関していること。人気が高い馬の方が、高確率で1着になっています。競馬ファンの予想は統計的には当たっているんですね。リターンはともかく1着馬を当てたい場合は、人気に従えばよいみたいです。
2つ目は、還元率100%を越える人気順位はないということ。つまり、1位人気馬を買い続ける、逆に最下位の人気馬を買い続ける、等をしても平均リターンが購入金額を上回ることはないようです。当然の結果かもしれませんが、残念です。
ちなみに、どの順位でも還元率に大きな差はありませんでした。別に1位人気を買い続けようが、2位人気を買い続けようがリターンは変わらないようです。
一応、過去3年分のデータもグラフにしてみましたが、結果は同じでした。
単に、ある人気順位の馬を買い続けるだけの必勝法はないようです。しかし、オッズ別などさらに細かく条件を絞れば、還元率を上げれるかもしれません。さらに、データ分析を続けていきたいと思います。次回も乞うご期待ください。