劇場版 呪術廻戦 0 を見た、ヤマサキングの感想です。
前回は、ネタバレほとんどなしの簡単な感想を書いたので、今回はネタバレありで感想を書きたいと思います。まだ、映画を見ていない方向けに。なお、一応予防線を張りますが、素人の私が偉そうに書いててすみません。あらかじめお許しください。

今回は以下の内容を書いております。
・呪術廻戦0の概要
・劇場版 呪術廻戦0の魅力
・漫画版と映画版の違い
・主人公の乙骨優太について
・まとめ

呪術廻戦0の概要
 このお話は、呪術廻戦の本編(1巻)が始まる半年くらい前のお話です。スピンオフではなく、本編につながります。主人公は乙骨優太(おっこつ ゆうた)。 本編主人公の虎杖(いたどり) の1年先輩です。 彼が呪術高専に1年生として入学するところから話は始まります。
 乙骨は小学生のころ、結婚を約束した幼馴染の里香ちゃんを交通事故で無くし、里香ちゃんの呪いを受けます。その結果、乙骨には里香ちゃんの怨霊がつき、訳あって高専に入学したのでした。
 かなり内気な乙骨でしたが、同級生の真希、狗巻(いぬまき)、パンダとの関わりで、徐々に呪術師としての自覚を持ち、性格も明るくなります。しかしそんな折、里香ちゃん怨霊を狙って、夏油(げとう)(本編でもラスボス?)が乙骨を襲うのです。乙骨は、その夏油を返り討ちにして、一件落着?という感じです。

・劇場版 呪術廻戦0の魅力
 第一に挙げる魅力は、戦闘シーンの迫力です。これは鬼滅の刃など、最近の注目アニメにも言えることですが、アニメーションにかなり力が入っていて、何も考えず見ているだけでも楽しいです。私もアニメ好きで、有名どころはある程度見ていますが、その中でも素晴らしいアニメーションだと断言できます。乙骨と夏油の戦闘シーンは特に注目です。これだけのアニメーションに仕上げるには、お金もかなりかかっていると思うので、映画代の元は絵だけで返ってくるでしょう。
 第二は、キャラのカッコよさです。アニメというとかわいい女子キャラの方が多いイメージですが、呪術廻戦はカッコいい男子キャラがメインです。五条悟(ごじょう さとる)は言わずもがな人気ですし、乙骨や狗巻はカッコカワイイ感じです。何なら女子の真希もカッコいい、というか一番イケメンかもしれません。そんな、カッコいいキャラが、綺麗な絵と素敵な音楽という、映画ならではの演出込みで動くので、ファンにはたまらないでしょう。
 第三はストーリーの簡潔さです。良い意味でテンポよく話は進みます。なので、映画でよくある、中盤がだれて眠たくなることはないと思います。また、ストーリー自体もしっかり一区切りついて気持ちよく終わります。意外とこれが大事なんですよね。

・漫画版と映画版の違い
 漫画と映画で大きく違うと思ったのは、戦闘シーンの量です。呪術廻戦0は漫画で既に出ているのですが、映画では、漫画で描かれていない五条さんの戦闘シーンなども、多く描かれていました。やはり、映画だと戦闘シーンが映えるからですかね。なので、漫画で話の内容は知っているという人も、映画を見に行く価値は十分にあると思います。

・主人公の乙骨優太について
 巷で話題になっています、乙骨とエヴァのシンジ君が似ていると。私の感想を言うと、確かに乙骨はシンジ君でした。最初から最後までシンジ君でした。これは、声優が同じだからというだけでなく、性格やセリフもシンジ君に似ているんです。見た目や境遇も近いです。まあ、これは作者も意図してシンジ君のようなキャラにしているみたいなので仕方ないですね。

・まとめ
 まとめると損はないから見てくださいということです。鬼滅の刃もそうですが、カッコいいキャラが、カッコいい演出で、カッコいいセリフを吐き、素敵な絵で動けば、アニメ映画は面白いのです。ちなみに、私は映画を見た後、アニメ放送を見返し、既刊の漫画を全て読みました。それくらいの魅力がある映画なので、見ようかどうか迷っている方も、ぜひ映画館に! 

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