競馬にはまっているヤマサキングです。
私は、過去のデータから、期待還元率が100%以上(購入金額合計<払戻金額合計)になる馬券の条件を探しています。過去にも、ばんえい競馬のデータ分析記事を書いていますので、ぜひご覧ください。

今回の分析内容
今回は、part5の続きです。単勝2番人気のオッズと、その勝率・還元率の相関を調べましたそして、2番人気で、最も還元率が高くなるオッズ範囲を出しました。

なお、生データは、私が普段馬券購入に使用している、楽天競馬から持ってきました。楽天競馬では、ばんえい競馬はもちろん、地方競馬の馬券を全て買うことができます。また、馬券を買うだけで楽天ポイントがもらえます。オススメですので、ぜひご検討ください!


単勝2番人気の1着率と還元率(part5の内容)
前回part5では、2021年ばんえい競馬全レースで、オッズ別に、単勝2番人気の1着率と還元率を調べました。それが下のグラフになります。これより、還元率は、オッズ2.9以下や、5-5.9の間で最も高かったことが分かりました。

今回は、このデータに1番人気のオッズを追加して、分析してみました。例えば、2番人気のオッズが同じ4.0倍でも、1番人気のオッズが2.0倍の時と、3.9倍の時では勝率が違うと思うんです。直感では、1番人気馬のオッズが3.9倍と高い(つまり、1番馬の人気が低く、1番と2番人気のオッズ差が小さい)方が、2番人気馬の勝率が上がる気がします。それでは、実際はどうなのか見てみましょう!

1番ー2番人気のオッズ差と、1着率・還元率の関係
下の表は、2番人気の1着率・還元率を、2番人気のオッズと、1番人気とのオッズ差で分けて、示した表です。この表を見ると、例えば、単勝2番人気のオッズが2.0-2.9の範囲では、1番人気とのオッズ差が0-0.9の時は1着率34%、オッズ差が1.0-1.9の時は1着率43%となっています(1着率の計算式:1着のレース数/全レース数=1着率)。先程は、1番人気とのオッズ差が小さいほうが勝ちやすいのではと予想しましたが、見事に外れました。それ以外のオッズ範囲を見ても、1番人気との差が小さいほうが、2番人気の勝率が高くなるわけではないようです。

分かりやすくするため、1着率の表では20%以上、還元率の表では90%以上になった範囲を、塗りつぶしています。そして、1着率・還元率が両方高く、馬券を買うときにオススメの部分を、青紫で囲っています。なお、レース数が少ない範囲は除外しました。結果、2021年のデータから考えると、単勝2番人気では、オッズが2.0-3.9の間、1番人気とのオッズ差が0.9以内、の馬券を買うのが特にオススメです。

オマケでもう少し詳しく
せっかくなので、オッズの区切りをもう少し狭めて表を作成しました。それが、下の表になります。先程の表で青紫に囲った部分はそのままです。

青紫に囲った部分の中で、さらに1着率・還元率ともに高い部分を、塗りつぶしています。結果、塗りつぶした部分は、ほとんど還元率100%でした。今年もこの範囲の馬券を買えば、競馬の素人でも購入金額と同等の払戻金になるかも?です。

最後に
通常競馬予想は、各馬のレース成績を基に行います。人気順とオッズで選ぶ方は少ないでしょう。ただ、私のような競馬素人の方が何となく馬券を買うときに、こういったデータを活用していただけると幸いです。また、過去のデータをこのようにまとめると、思いがけない結果もあって面白いかと思います。ぜひ、次回の分析も楽しみに待っていてください!

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