本日、映画「ドライブ・マイ・カー」を鑑賞しました。
上映時間3時間の長丁場でしたが、苦しみも少なく、心に響きました。

村上春樹の短編を映画化した、濱口竜介監督最新作「ドライブ・マイ・カー」。カンヌ国際映画祭で、日本映画初の脚本賞を受賞したりと、大きな話題となっています。一応、映画鑑賞を趣味欄に書いてる私は、見とかなくちゃと思い、本日鑑賞しました。

映画祭で評価される作品と、我々一般市民が楽しめる映画は違う、と言われることもありますが、「ドライブ・マイ・カー」は特別の映画好きでなくても、楽しめると思いました(実際、私がそうなので)。展開される話が面白く、基本はまじめなストーリーですが、ところどころ笑いの部分もあります。音も良いです。特に、ドライブ中のシーンで、効果音をつけず、車の自然音の中だけでセリフが回されるのは最高でした。そして、何より主演の西島秀俊さんがカッコいい。この点だけは異論を認めません(笑)。

上映時間が3時間あるので、敬遠される方もいるかと思います。実際のところ、私は少し中盤で苦しみました。やはり、日頃youtubeの短時間エンタメばかりを消費しているとダメですね。ただ、集中力が続かない私みたいな人こそ、映画館でこの映画を見るべきだと思います。なぜなら、映画館では映画を見ることしかできないから。途中で鑑賞をリタイアできません。その映画がつまらなければ、ただの地獄かもしれませんが、この映画は違います。多少苦しんで最後まで見た暁には、見て良かったと、最高だったと思えるはずです。

今、いろんな映画館で再上映を行っています。ということで、是非、一人でも、友人・恋人・家族だれとでも見に行ってください。ただ、子供には早いかもしれませんので、ご注意を(笑)。
それでは、また明日です。